【世界禁煙デー】広島県庁では灰皿を撤去 禁煙手当が出る会社も
世界禁煙デーのきょう(5月31日)、県庁では禁煙を推進するためあるものが撤去されました。
■清掃員
「灰皿を撤去します」
県庁では31日朝、2か所の喫煙所から灰皿が撤去されました。
きょう(5月31日)は国連の世界保健機関が定めた「世界禁煙デー」。県内の喫煙率をみると男性は20%ほどと22年前に比べて減っている一方、女性は10年前から少しずつ増えています。
■広島県 健康づくり推進課 山根一人 担当監
「この機会に本人もしくはご家族の健康のために禁煙について考えていただく契機になれば」
広島市内には禁煙を推進する会社も…
■大成農材 杉浦朗 社長
「弊社では非喫煙者を対象に夏と冬のボーナスに手当てがでるという制度があります」
農薬などの製造販売を行うこちらの会社では、「禁煙手当」として非喫煙者に年10万円を支給しています。
■大成農材 杉浦朗 社長
「従業員に長く健康で働いてもらいたい思いがある。たばこを吸うのをやめようかなと思っている方の後押しになれば」
2年前に制度をつくり、これまでに100人が受給。このうち3人がたばこを吸うのをやめました。
■たばこをやめた社員
「やめるきっかけがあまりない中で、こういった制度が始まるというのを聞いてここが節目かなと」
5月31日から6月6日までは禁煙週間。自分の健康について見直してみてはいかがでしょうか。
(2024年5月31日放送)