こだわったのは「広島の今」 広電カレンダー販売開始
2023年も残すところ80日余り…。店頭には来年のカレンダーが並び始めましたが、去年、発売から1か月で完売した人気のカレンダーが売り出されました。こだわったのは「地元・広島の今」です。
■窓口の方
「2024年のカレンダーになります。」
手掛けたのは、広島電鉄。定期券窓口などで10日から扱っています。
■担当者
「毎年人気で、去年も待ち望んでいる方がいらっしゃって県外からのお客様も発売どこでしているかとお問い合わせがあるくらい、人気がありました。」
販売開始から10年余り。カメラ好きの社員が撮影していましたが、より魅力的なものにしたいと、2023年のカレンダーから社内の公募制に。
「辰年」の冒頭を飾るのは、雪の日の朝を切り取ったこの1枚です。路面電車の運行を管理する川中さんが撮影しました。
■川中さん
「こちらですね。同じ位置になります。」
広電本社に隣接する千田車庫は、関係者しか入ることの出来ないエリアです。
■川中さん
「ことし(2023年)の1月だったと思います。この日は大雪が降って
運行に支障があると判断し、雪対策のために早く出社しスマートフォンでこの写真を撮りました。」
こん身の1枚は、積雪の状態を伝えるために撮った業務用の写真でした。
■川中さんON
「たまたまスマートフォンの画面をのぞいたときに、きれいだなと思って
応募しました。採用されると思っておらずビックリ。」
そして、建設中のサッカースタジアムのクレーンが映る、この時だけの風景も…。
地元・広島の路面電車と、今にこだわった広島電鉄のカレンダーは、限定1700部印刷します。
(2023年10月11日放送)