カープの新入団選手が入寮しました。フレッシュなプロのスタートです。

「おはようございまーす」

7日午後、廿日市市の大野寮に育成を含む8人のルーキーたちが続々と入っていきました。

ドラフト1位の佐々木泰に割り振られた部屋は104号室。森下暢仁や小園海斗らも過ごした「出世部屋」です。

毎年注目されるのがルーキーたちの持ち物。佐々木が持ってきたのはコロナ禍の2020年夏、甲子園での交流試合で放ったホームランボールです。

■佐々木泰選手
「あの1本がなければ今の自分もないと思っているので、高校時代を戦った証を残せた1本だったのですごい思い入れのある1本です」
「これから先、ファンの方に愛されて長く活躍できるプロ野球選手になれたらいいかなと思っています」

ドラフト2位の佐藤柳之介が見せてくれたのは同級生のお母さんから贈られたという、カープのユニホームを着た熊のぬいぐるみと額縁に入ったメッセージです。

■佐藤柳之介選手
「ドラフト指名おめでとうというのが書いてあるんですけど、柳之介っていう自分の漢字が文章につづられてて、この通り信じる道を頑張りたい なと思います」
「いろんな先輩方がいるので先輩たちに追いつけるように、いろんなことを聞きながら1年間しっかりやっていきたい」

期待と不安を胸にプロの世界に足を踏み入れたルーキーたち。8日から新人合同自主トレを行い、キャンプインに備えます。
《2025年1月7日放送》