男児水路転落死訴訟 福山市が解決金4700万円支払い和解へ 広島・福山市
福山市内の水路に男の子が転落して死亡した事故で、管理する福山市に対し両親が損害賠償を求めた裁判は、市が4700万円を支払い、和解する見通しとなりました。
訴えによると、事故は2022年11月、福山市の「緑町公園」の脇を流れる水路に当時4歳の男の子が転落し、死亡しました。両親は、水路の危険性は十分予見できたにもかかわらず、幼児が水路に立ち入り出来ないようにする対策を怠っていたなどとして、福山市に8500万円余りの損害賠償を求めているものです。
福山市は、両親に4700万円の解決金を支払い、和解する方針を固めたと19日明らかにしました。転落した際に水路から脱出するためのステップなどが無く、市に一定程度の責任が認められるため、裁判所からの和解案の受け入れを決めたということです。
【2024年11月19日 放送】