東広島市の有機フッ素化合物検出問題 新たに2地点で指針値超え
東広島市の瀬野川周辺で高濃度の有機フッ素化合物が検出されている問題で、全ての水質調査が終了し、新たに2地点で指針値を超えていたことが分かりました。
東広島市では米軍の川上弾薬庫周辺の瀬野川水系から国の指針値を大幅に超える有機フッ素化合物が検出されています。14日公表された追加調査結果でも、新たに弾薬庫周辺の2地点で指針値を超えました。
一方、黒瀬川水系で行われた水質調査では全ての地点で指針値を下回っており、影響は出ていないとしています。
東広島市の高垣市長は、弾薬庫よりも上流部では汚染が確認されていないことなどから「原因は弾薬庫の敷地に由来する可能性が高くなった」とし、改めて米軍に対し敷地内の水質調査を求め、原因の究明を要請するとしています。
(2024年3月14日放送)