冬の風物詩 半田そうめんの天日干し つるぎ町半田【徳島】
徳島県つるぎ町半田で今、冬の風物詩、特産の手延べそうめんの天日干しが行われています。
(渡辺大世記者)
「そうめんと言えば『夏』というイメージありませんか。実は冬の寒い時期に作られているんです。」
つるぎ町半田の特産品、「半田手延べそうめん」麺の太さとコシの強さが特徴です。
1833年創業、この道一筋192年の赤川製麺では、昔ながらの製法でそうめんづくりを続けています。
コシの強さを引き出すため、毎日朝4時から仕込んだ生地を専用の「はた」と呼ばれる干し台にかけて伸ばします。
伸ばした麺同士がくっつかないように行うのが「箸入れ」と呼ばれる工程。
赤川製麺ではこの「箸入れ」を丁寧に一つ一つ手作業で行います。
このあと麺を外へ運び出し日光にさらして「天日干し」にします。
太陽の光と剣山から吹く風を浴びせることで、コシとツヤのある美しいそうめんに仕上がるんだそうです。
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「ちょっとでも味の良いとか食べておいしいとかちょっとでも手間をかけたら(味が)違いますので。」
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「あんまり晴れ過ぎても乾きも早くなるし早くなったら(麺が)割れたり切れたり。じっくり乾かすのが一番いいですよね」
(記者)
「今日の天気はどう?」
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「いいですよ。雨さえ降らんかったら一番いいですよ。」
「天日干し」は午後3時半ごろから日没まで。
手間も時間もかかるため、今は温風機などを使った室内乾燥が主流です。
赤川さんによりますと、今では半田でも天日干しをしている業者はこちらを含め3軒しかないんだそうです。
伝統を守るため、赤川製麺ではそうめんづくりを学ぼうと、2025年から2人の孫が手伝いに来てくれるようになりました。
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「もちろん後を継いでくれたらいいですけどね」
「まあ、できるだけ質のいいそうめんができたらと思って頑張っています。」
県西部の冬の風物詩、半田そうめんの天日干しは、3月中ごろまでが最盛期だということです。
(渡辺大世記者)
「そうめんと言えば『夏』というイメージありませんか。実は冬の寒い時期に作られているんです。」
つるぎ町半田の特産品、「半田手延べそうめん」麺の太さとコシの強さが特徴です。
1833年創業、この道一筋192年の赤川製麺では、昔ながらの製法でそうめんづくりを続けています。
コシの強さを引き出すため、毎日朝4時から仕込んだ生地を専用の「はた」と呼ばれる干し台にかけて伸ばします。
伸ばした麺同士がくっつかないように行うのが「箸入れ」と呼ばれる工程。
赤川製麺ではこの「箸入れ」を丁寧に一つ一つ手作業で行います。
このあと麺を外へ運び出し日光にさらして「天日干し」にします。
太陽の光と剣山から吹く風を浴びせることで、コシとツヤのある美しいそうめんに仕上がるんだそうです。
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「ちょっとでも味の良いとか食べておいしいとかちょっとでも手間をかけたら(味が)違いますので。」
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「あんまり晴れ過ぎても乾きも早くなるし早くなったら(麺が)割れたり切れたり。じっくり乾かすのが一番いいですよね」
(記者)
「今日の天気はどう?」
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「いいですよ。雨さえ降らんかったら一番いいですよ。」
「天日干し」は午後3時半ごろから日没まで。
手間も時間もかかるため、今は温風機などを使った室内乾燥が主流です。
赤川さんによりますと、今では半田でも天日干しをしている業者はこちらを含め3軒しかないんだそうです。
伝統を守るため、赤川製麺ではそうめんづくりを学ぼうと、2025年から2人の孫が手伝いに来てくれるようになりました。
(赤川製麺 8代目 赤川治さん)
「もちろん後を継いでくれたらいいですけどね」
「まあ、できるだけ質のいいそうめんができたらと思って頑張っています。」
県西部の冬の風物詩、半田そうめんの天日干しは、3月中ごろまでが最盛期だということです。
最終更新日:2025年1月29日 19:22