1月27日、徳島県と経済産業省四国経済産業局が中小企業や小規模事業者を対象に、「BCP」＝「事業継続計画」をすすめるためのセミナーが徳島市で開かれました。

大規模災害やシステム障害などが発生した際に、被害を最小限に抑え、事業の継続や早期復旧を図るための計画「BCP」について、各分野の専門家が講演を行いました。

（徳島大学環境防災研究センター 湯浅恭史講師）
「BCPができた、良かったというところもあるが、できて良かっただけじゃなくて、その対応力が早くなってるかどうかが、一つ大事なポイントです」

徳島大学環境防災研究センターの湯浅恭史さんは、能登半島地震や東日本大震災の事例を紹介し、BCPの策定だけではなく、実行する力が重要だと強調しました。

参加者らは、緊急時に事業の継続や早期復旧にどのように取り組むべきか、講演を聞き考えているようでした。