「こうのとりのゆりかご」の運用を検証「明らかな違法性はなかった」
熊本市の慈恵病院が設置している「こうのとりのゆりかご」の、運用を検証する半年ごとの会議が26日、開かれました。
会議では、学識経験者が、去年10月から先月までの「こうのとりのゆりかご」の状況を検証し、公的機関との連携など運用体制に「明らかな違法性はなかった」と判断しました。
なお慈恵病院へは、去年1年間で妊娠に関する相談が1643件寄せられました。
一方、熊本市への相談は2585件と前の年から約1500件増加しました。
熊本市が昨年度開設した「妊娠内密相談センター」へは1年間で666件の相談が寄せられたということです。