「TSMC関連の利用増加」前年より33%増 原水駅の乗車人数がJR九州3番目の増加率
JR九州によりますと、2023年度の原水駅の1日あたりの乗車人員は1445人で、前年度に比べ33%増加しました。これは、コロナ禍明けでインバウンドを中心とした観光需要が高まった大分県の由布院駅や、福岡県の城戸南蔵院前駅に次ぎ、JR九州管内で3番目に高い増加率です。
原水駅の増加について、JR九州の古宮社長は22日の定例記者会見で次のように話しました。
原水駅では、通勤・通学ラッシュの時間帯を中心にホームに多くの人が集まっています。JR九州は、今年度中にホームの幅を1メートルほど広げる予定で、今後車両の編成を増やすことも検討しているということです。
またJR豊肥線の三里木駅と原水駅の間に新たな駅を設け、2027年春の開業をめざすことを発表しています。