21日の熊本県内は、2月としては記録的な大雨となりました。1時間の降水量は9つの地点で2月の観測史上最大を記録しました。

21日の県内は、前線に温かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が非常に不安定となり、昼頃にかけて激しい雨が降りました。1時間に降った雨の量は南阿蘇村で45ミリ、天草市で39ミリなど9つの地点で2月の観測史上最大の雨量を記録しました。

熊本地方気象台によりますと、熊本地方と阿蘇地方では、夜のはじめ頃まで1時間に30ミリの激しい雨が予想されていて、22日明け方にかけて県内全域で1時間に10ミリの雨が続く見込みです。