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走行中にドア開くなどトラブル相次ぐ熊本市電 第三者委を設置し検証へ

2024年3月26日 12:30
走行中にドア開くなどトラブル相次ぐ熊本市電 第三者委を設置し検証へ
今年に入って熊本市電での重大インシデントなどが相次いだ問題を受け、熊本市の大西市長は22日、外部有識者による第三者委員会を設置することを明らかにしました。

熊本市電では今年1月と2月、合わせて3回にわたって走行中に乗車ドアが開くトラブルが発生し、国の運輸安全委員会が重大インシデントと判断しました。また3月には走行中に連結部分が外れるトラブルも起きています。

この事態を受け大西市長は22日の定例記者会見で、外部有識者による第三者委員会を設置する方針を明らかにしました。委員会は、鉄道の運転業務や安全対策の専門家、運転の実務経験者ら3~4人で構成する予定で、4月中の設置を目指しているということです。

大西市長は「交通局内部での点検も重要だが、外部から交通局の組織体制に問題ないかを含めて点検し、事故根絶のための安全対策を講じたい」と話しました。

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