【TSMC】年間約803万トンの地下水使用へ 2工場稼働後の計画書を県に提出
TSMCが工場で使う地下水、第1工場と第2工場が稼働した場合、年間約803万トンを採取する計画です。
台湾の大手半導体メーカーTSMCは菊陽町の第1工場に隣接する約32ヘクタールの土地に第2工場を建設する予定です。
TSMCがことし2月に県に提出した計画書によりますと、2028年度以降、1年間に採取する地下水の量は第1工場と第2工場合わせて約803万トンだということです。これは菊陽町で1年間に採取される地下水量の8割以上に相当します。
このうち第1工場では年間約310万トン。第2工場では年間500万トン近い地下水を採取すると推測されます。
第2工場は2027年の稼働開始を目指していて、TSMCは取水量以上の地下水を涵養し水を蓄えていくとしています。