卒業や入学のシーズンを前に上天草市でカスミソウの出荷が盛んに行われています。
上天草市大矢野町の成田誠さんのビニールハウスでは、7分咲きになったカスミソウを1本1本丁寧にはさみで切り取っていました。
「カスミソウ」は、ナデシコ科の花で、細い枝の先に霞をかけたように白く小さい花を咲かせます。
■成田誠さん
「ことしは高温障害がありましたけれど、例年通り良い花が咲いています」
「JAあまくさ」では、20戸の農家がカスミソウを栽培していて、ことし7月頃まで関東方面を中心におよそ237万本を出荷する見込みです。