SL人吉がファンに見守られラストラン 100年以上運行も老朽化で引退
JR九州のSL人吉が23日にラストランの日を迎え、多くのファンらに見守られながら熊本駅を出発しました。
朝の熊本駅には引退するSL人吉を見送ろうと多くの人が集まりました。
■見送りに来た子ども
「仕方ないけれどなくなるのはさみしい」
SL人吉は大正時代の1922年に作られ、100年以上にわたり運行を続けてきましたが老朽化などで車体の維持が難しいことから引退が決まりました。
午前7時40分に列車は熊本駅を出発。玉名駅では地域の合唱団が歌で列車を見送りました。
午後からは博多駅で式典が行われ、午後5時38分にSL人吉は熊本駅に戻り運行を終えます。