熊本豪雨被災のJR肥薩線でJR九州社長「期限を区切るものではない」と改めて慎重な姿勢
熊本豪雨で被災しJR肥薩線で、蒲島知事は任期中に「鉄道での復旧」での合意を目指していますがJR九州の古宮社長は「期限を区切るものではない」と改めて慎重な姿勢を示しました。
JR肥薩線は2020年の熊本豪雨で被災し、八代と鹿児島県の吉松を結ぶ約86.8キロの区間で不通となっています。
JR九州と国、熊本県は復旧方法について議論を続けていて、県は残り3週間をきった蒲島知事の任期中に「鉄道での復旧」で合意を得たいとしています。
これに対してJR九州の古宮社長はきょうの会見で、改めて慎重な姿勢を示しました。
■JR九州 古宮洋二社長「我々にとっては非常に大きな話なので期限を区切るのではなく、双方がある程度理解をしないと 大きな事は決められないので、知事が代わるからいつまでにという話ではないと思っている」
日程は決まっていませんが、次回の検討会議での議論が注目されます。