【深刻】全国の政令市でワースト どうする?熊本の交通渋滞 木村知事を直撃
■タクシー運転手
「信号の作りが少し変かなと思う時がある。青になりました。でも次の信号がすぐ赤です。渋滞の元だと思うんです」
■まちの人
「ナビで20分と出ても、実際には30分とか倍かかることもある、渋滞していると」
「策を講じて色々やっているみたいですけど、まだまだだと思います」
さらに、台湾の大手半導体メーカー、TSMCの工場進出で、周辺では交通渋滞が深刻な課題となっています。渋滞都市を抜け出すには何が必要なのか?木村知事がKKTの単独インタビューに応じ、「不退転の決意で実行する」とした渋滞対策について、次のように話しました。
(緒方太郎キャスター)
もう積年の課題だと思うんですけど、どうでしょう。突破口って見出せそうでしょうか?
(木村敬知事)
交差点の信号の制御を見直し、今、AIやセンサーなどを入れている。今までTSMC(JASM)が立地する菊陽町や隣の大津町あたりでは、あまり入れてこなかったので、それも入れながらTSMCの工場周辺の渋滞問題は解消していきたい。
熊本市内の渋滞は、交差点を直したり右折レーンを長くしたりしながら、中期、長期、場合によっては、都市高速のようなものも検討していかなければいけないということで、熊本市長としっかり話し合っていきたい。
現状の分析をしっかりしないといけないので、できればそれにかなりいろいろな対策を入れて、年内には大きな方向性を渋滞対策が出したいと思う。
木村知事はこのように話し、渋滞の解消に向けて、具体的な数値目標とあわせて、年内にも対策の大まかな方向性を打ち出す考えを明らかにしました。