高岡市 下水道の復旧工事 住民の「仮住まい」確保へ
高岡市は、能登半島地震で損傷した下水道の復旧工事の期間中、住民に仮住まいしてもらうために民間のアパートなどを借り上げる方針を示しました。
これは29日、高岡市の角田市長が発表したもので、9月補正予算案に事業費として2千万円を盛り込みました。
高岡市伏木地区は能登半島地震による液状化被害が著しく、今年10月から下水道の復旧工事が行われます。
市は民間のアパートなどを借り上げて40戸ほどを準備する計画で、工事が行われる地域の住民に1週間から2週間ほど仮住まいしてもらうことで集中的に工事が行えるようになり、工事期間が短縮できるということです。
高岡市の9月補正予算案は、一般会計の総額がおよそ12億円で、9月6日に開会する市議会定例会に提出されます。