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今季最強・最長寒波 交通・入試に影響 富山

2025年2月6日 20:22
今季最強・最長寒波 交通・入試に影響 富山
県内は日中も断続的に雪が降り、魚津市で積雪が69センチとなるなど各地で雪の量が増え続けています。朝から鉄道などのダイヤは大きく乱れ、私立高校の入試にも影響がでました。いったん小康状態となっても、あす再び大雪となる恐れがあり警戒が必要です。きょう朝からの各地の様子です。

きのうから県内に出ていた大雪警報は、早朝に解除されましたが、県内はきょうも断続的に雪が降り続きました。

午後5時現在の積雪は富山市で61センチ、高岡市伏木で49センチ魚津市で69センチなどとなっています。

連日、降り積もる雪に街頭では多くの人が早朝から雪かき作業に追われました。

雪かきする人「雪の状況見て大体3回、4回(雪かき)するつもりでおるんですわ。もう勘弁してほしいわ」

県内の幹線道路でも多くの場所で渋滞がみられました。

長谷川記者「通勤する人の車で長い列ができています。雪のない時と比べて車の動きはかなりゆっくりとしています」

富山市内ではけさ、慎重に進む車の長い列ができたほか、取材中には雪の影響とみられる車の単独事故が複数見られました。

県警察本部のまとめでは、きょう午後4時までの24時間に県内で103件のスリップ事故が発生していて、このうち2人が軽いけがをしました。

公共交通機関も大きく乱れました。

あいの風とやま鉄道は、雪のため富山駅から泊駅までの区間で一時、運転を見合わせました。

富山駅から西の区間についても運転を取りやめた列車があり、上下合わせて50本を運休・または区間運休としました。

駅にいた人「1時間ぐらい遅れた」

きょうは県内の多くの私立高校で入学試験が行われました。

大雪のため、一部の高校では試験の開始時間を遅らせるなど影響が出ました。

佐伯キャスター「富山第一高校です。大雪の影響で試験開始時刻が1時間(10分)繰り下げられました。受験生たちが足元を気にしながら試験会場の校舎へ入っていきます」

試験開始時間を1時間10分遅らせた富山第一高校には、降りしきる雪の中朝から多くの受験生が訪れ試験に臨みました。

きょうは私立高校9校で試験が予定されていましたが、高朋高校が試験を来週に延期したほか、4つの高校が試験開始時間を遅らせました。

県内10の私立高校の今年度の志願者数は、あわせて8043人です。

合格発表は各高校で今月12日から14日にかけて行われます。
最終更新日:2025年2月6日 20:22
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