【15歳、旅立ちの春】富山県内の公立中学校で卒業式
15歳、旅立ちの春です。富山県内すべての公立中学校と義務教育学校できょう卒業式が行われ、8000人あまりが学び舎をあとにしました。
このうち富山市の奥田中学校では、3年生201人が卒業の日を迎えました。
式では卒業生1人ひとりが壇上で卒業証書を受け取りました。
そして山田桜子校長が「誇りを胸に新しい世界に踏み出してほしい」と、はなむけの言葉を贈りました。
これに対し、卒業生の代表は。
卒業生代表・田中英輝さん「私たちは奥田中学校での思い出を胸に、それぞれの道へ進もうとしています。弾む若い力を信じて輝きながら躍進するという学年目標のように、青き春の空へ『輝々躍進』していきたいと思います」
卒業生たちは、コロナ禍の2022年に入学しました。学校行事が制限される中、もどかしい思いを抱いた時期もありましたが、仲間とともに乗り越えてきました。
質問:誰に感謝を伝えたい
卒業生「お母さんとお父さん。週末は一緒に自主練習をしてくれたり、大会に毎回足を運んでくれたり、ありがとうという気持ちを伝えたい。これからも迷惑かけるけど、お願いします」親「これからもよろしくお願いします」
卒業生「奥田中学校に来なかったら、この仲間に会えなかったので良かった。プロバスケットボール選手になりたいので、目指しながら高校でも頑張りたい」
それぞれの選んだ道へと歩み出す生徒たち。きょう県内では、すべての公立中学校と義務教育学校で卒業式が行われ、およそ8300人が学び舎に別れを告げました。