黒部川連続排砂 今年の目標排出量 約32万立方メートル
黒部川の2つのダムにたまった土砂を下流に流す連携排砂について、今年の目標排砂量をおよそ32万立方メートルとする計画案が了承されました。
富山市できのう開かれた黒部川ダム排砂評価委員会では、連携排砂を行う出し平ダムと宇奈月ダムをそれぞれ管理する、関西電力と国土交通省が今年の計画案を示しました。
計画案では、出し平ダムの今年の目標排砂量をおよそ32万立方メートルとしています。
これは、去年の排砂の実績のおよそ3倍で、去年の連携排砂のあと上流からの大規模な出水が複数回あったためとみられます。
最終的には今年5月に行うダムにたまった土砂の堆積量の測量で確定します。
最終更新日:2025年3月26日 2:53