城端線と氷見線の再構築 実施計画を年内に国へ申請
JR城端線と氷見線の経営をあいの風とやま鉄道が引き継ぎ、再構築する実施計画が、18日開かれた検討会でまとまりました。
18日は、計画のスタートからおおむね2年後に、路線のすべての駅に交通系ICカードに対応した改札機を設置することや、沿線の観光資源を生かして、利用者を掘り起こすことが計画案に明記されました。
検討会では実施計画案を了承し、年内に国に申請します。
JR西日本金沢支社の漆原健支社長は、再構築実施計画の実現に精一杯の努力を続けたいと述べ、沿線の市長からはJRからの資産譲渡は無償にといった意見が出ました。
実施計画は、2024年年2月15日に始まり2034年3月末までの10年間で行う予定です。