79回目の終戦の日 富山市で戦没者追悼式 平和への誓い新たに
15日は79回目の終戦の日です。富山市では、戦地や富山大空襲などで命を落とした戦没者の追悼式が行われ、参列者が平和への誓いを新たにしました。
県民会館で行われた追悼式には、戦没者の遺族らおよそ400人が参列しました。
「黙とう」
追悼式が数百人規模で行われるのはコロナ禍前の2019年以来5年ぶりです。参列者は黙とうを行ったあと、祭壇に花を捧げ平和への誓いを新たにしました。
妻代表として献花 藤川きみゑさん(104)
「戦争はいや、幸せであってほしい。子どもたちには幸せであってほしい」
父親を亡くした男性(80)
「何年経ってもやっぱり忘れられないこと。平和な世界になってほしい」
父親を亡くした女性(79)
「ウクライナやイスラエルを見ていたら、気の毒で気の毒で。なんであんなことをするがかね」
県のまとめによりますと、富山県の戦没者は、軍人軍属や、富山大空襲の犠牲者など、あわせて3万762人です。