改修したのに…滑りやすい床で転倒 けが人複数 富山県の健康増進施設「とやま健康パーク」 当面は利用停止
プールの改修工事を終えて26日営業を再開した県の健康増進施設で、プールサイドの床で複数の利用者が滑って転びけがをしました。
県は安全が確認できるまで施設の利用を停止します。
富山市友杉にある県の施設「とやま健康パーク」では、2023年12月から老朽化したプールの床を取り換えるなど改修工事が行われていました。
26日、およそ3か月ぶりに利用を再開しましたが、複数の利用者から苦情が多く寄せられたということです。
吉田颯人記者
「プールの床なんですが、濡れていると、ここは結構滑りやすいですね。これ、プールを出たばかりだと危ないですね」
施設を管理する団体によりますと、26日は床で滑って転ぶ人が相次ぎ、複数の高齢者が転んだ際にけがをしたということです。
けがの程度は分かっていません。
プールの床には滑りにくい防水加工を施してありましたが、県は「濡れると滑ることは把握していなかった」とし、当面の間は利用を停止し、今後の対応を検討するとしています。