富山県 2月の有効求人倍率 1.41倍 2か月ぶり前月から低下
富山県内の 2月の有効求人倍率は1.41倍で2か月ぶりに前の月を下回りました。
富山労働局が29日に発表した2月の有効求人倍率は1.41倍で、前の月から0.02ポイント下がりました。前の月を下回るのは2か月ぶりです。
2月の新規求人数は8448人で、前の年の同じ時期と比べて0.7%減りました。業種別では、サービス業が能登半島地震による災害廃棄物処理業者の求人が増えるなどし14.3%増えました。一方、卸売業、小売業が11.1%、製造業が5.4%減っています。
富山労働局は、雇用情勢について「改善の動きにやや弱さがみられる」として12か月連続で判断を据え置きました。
また、能登半島地震を受けて富山労働局が設置している特別労働相談窓口への相談件数は、27日までに274件で、主に従業員の雇用維持に向けた助成金に関する相談が多いということです。