北陸地方が梅雨明け 2日以降も厳しい暑さ続く
気象台は1日、富山県など北陸地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より9日、去年より11日遅い梅雨明けです。
8月スタートの1日、高気圧に覆われた富山県内は朝から夏空が広がりました。
気象台は1日午前「北陸地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
平年より9日遅く、去年より11日遅い梅雨明けです。梅雨明けの発表が8月になるのは4年ぶりです。
北陸地方は今年の梅雨入りの発表は6月22日でした。
日差しが照り付ける高岡市の射水神社では…「涼しくなーれ」少しでも涼を届けようと、打ち水です。
神社の関係者や浴衣に身を包んだ人などおよそ20人が、ひしゃくで参道に水をまきました。
1日の最高気温は富山空港で33.3度、砺波市で32.7度など、県内10の観測地点すべてで30度以上の真夏日となりました。
KNBのまとめでは、県内で午後5時までに5人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれ、うち2人が入院が必要な中等症でした。
梅雨明けした県内は2日も晴れる見込みです。予想最高気温は富山市で2日が35度、3日が36度と厳しい暑さが続きそうです。
水分や塩分をこまめにとり、室内でも冷房を使うなど、熱中症対策を十分に行ってください。