富山県内の猛暑日10日目 7月として最多タイ 熱中症で14人搬送
富山県内は27日も強い日差しが照りつけ、猛烈な暑さとなりました。黒部市では80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送され、意識がない重症となっています。
午後4時までの最高気温は、富山市で37.2度、高岡市伏木で35.5度など、県内10の観測地点のうち3か所で35度以上の猛暑日となりました。7月の猛暑日は27日で10日目で、2001年に観測された最多記録に並びました。
KNBのまとめによりますと、県内では27日午後4時までに、熱中症とみられる症状で10代から90代の14人が病院に運ばれました。このうち、黒部市の80代の男性は、共同住宅内の駐車場に停められていた車の中で意識がない状態だったところを、近くに住む人が発見し病院へ運ばれ、重症ということです。
県内は今夜も最低気温が25度以上の熱帯夜となる予想です。夜間もエアコンを適切に使い、水分をとるなど熱中症に十分注意してください。