被災した妊婦や親子の悩みを相談 能登半島地震 高岡市
高岡市では、地震で被災した妊婦や親子を支援するための相談会も、14日開かれました。
これは県助産師会が開いたもので、市内から生後間もない赤ちゃんを抱きかかえた保護者が訪れ、育児の悩みや地震による心身の不安などを助産師に相談していました。
高岡市在住 生後1か月男児の母親
「ミルクとかおむつとか無くなったらどうしようとか、お店開いてるかもわからなかったので、そこが不安でしたね」
高岡市在住 生後3週間女児の母親
「(相談事を)話せる場所があるのは嬉しいです」
会場にはキッズスペースや、沐浴を受けられるスペースも設けられました。市内には現在断水している地域はありませんが、地震が続いていることから保護者や子どもの心のケアが必要な状況です。
大森裕子助産師
「(保護者には)まずは自分のことも大事にしてほしいし、そうしないと赤ちゃんも元気に育てていくことができないと思うので、ママと赤ちゃんを支援していきたい」
県助産師会は今後も、被災した地域で相談会を開きたいとしています。