手足口病 富山県内で流行続く 手洗いなど予防徹底を
県内でウイルス性感染症の一つ、手足口病の流行が例年より早まっていて、県が手洗いなど予防策の徹底を呼びかけています。
手足口病は幼児を中心に手のひらや足の裏、口の中に水疱を伴う発疹が出る特徴があります。
県のまとめによりますと県内の先週1週間の患者数は、1医療機関あたり18.76人で先週より7人余り増え、4週連続で警報レベルの5人を超えました。
発熱やのどの痛みなどを伴い発疹は3日から7日で消えるなど症状は一般的には軽いものですが、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が出ることもあり、注意が必要です。
県は、急な高熱やおう吐、けいれんがある場合は、すぐに医療機関を受診し、感染を防ぐためにおむつ交換の後や食事前には石けんでの手洗いやタオルの共用を避けることなどを呼びかけています