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お盆休み終盤 地震被災の氷見市観光施設にぎわう

2024年8月16日 21:56
お盆休み終盤 地震被災の氷見市観光施設にぎわう
お盆休みも終盤。富山県内の観光地は帰省した人や旅行客でにぎわっています。能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市の観光施設も16日、多くの人が訪れて活気づいていました。

利用客「岐阜から来ました」「新潟から」「愛知県なんですけど」

16日午前の、ひみ番屋街。駐車場にはたくさんの県外ナンバーの車が停まっていました。

最大で9連休という人もいる今年のお盆休み。ひみ番屋街では去年の同じ時期より人出が2割ほど多く、ピークだった今週月曜日の振替休日には、1日でおよそ1万3000人が訪れたということです。

番屋街を運営する氷見まちづくり株式会社 尾町和広部長 「全国的にたくさんお越しいただいているんですが、特に関東・関西方面が多く見受けられるかと思います。今ちょうど氷見産天然岩ガキが旬ということで、毎日のように鮮魚コーナーには行列が絶えませんでした」

16日も岩ガキは大人気。購入してさっそくその場で味わう人の姿が見られました。

男の子「おいしいです!」

中には能登半島地震の復興支援で訪れたという人も。

埼玉から旅行中の家族「私の実家が長野で(氷見は)昔から馴染みがあったんですけど、埼玉に引っ越してから来られなかったので。あと地震があったじゃないですか。それでお金使おうかなと思って来ました」「シロエビの素揚げがおいしかったです。抹茶塩でいただきました」

愛知から旅行中の夫婦「地震は日本国内であればどこでも起こりやすいと思うので、応援していきたいですね。持ちつ持たれつ、助け合いがいるかなと思います」「台風の影響で曇っていますが、よければ立山連峰とか見たいなあ」

今年1月の地震のあとは、営業休止を余儀なくされたひみ番屋街。多くの人が訪れる館内の様子に担当者は。

氷見まちづくり株式会社 尾町和広部長 「(震災の)当初は、このように活気づいた館内のイメージというのは全く予測もできなかったが、たくさんのお客様にご来店いただいておりまして、本当に感謝です。北陸応援という意味も含めて、多くのお客様がこの地に訪れていただくことを心から願っております」
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