能登半島地震の発生からまもなく1か月です。氷見市では週末を利用して、り災証明書を受けとろうと市民が窓口を訪れています。

氷見市の教育文化センターでは、1月25日からり災証明書の交付窓口を開いています。「り災証明書」は生活再建支援金の申請や、建物の公費解体の請求など公的支援を得るのに必要な書類です。27日と28日は交付が始まって最初の週末で、27日は平日より多いおよそ100人が窓口を訪れたということです。

自宅が被災した人
「仕事行かなきゃ生活成り立たないもんやから、今日仕事休みなもんで（来た）。り災証明もらわんと前進めんもんやから。直すにしても、壊すにしても」

市はこの窓口を平日のほか、来週末も開くことを検討しているということです。また、市は調査の終わった住宅のポストにり災証明書を交付する案内を投函していて、受け取った人は早めに窓口で交付を受けてほしいとしています。