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盆の入り 各地で墓参り 富山県内の被災地では

2024年8月13日 19:05
盆の入り 各地で墓参り 富山県内の被災地では
盆の入りの13日、富山県内の墓地には、朝から家族連れなどが訪れました。一方、能登半島地震の被災地では、地震で壊れた墓石の修復が進まないまま盆を迎えたところもありました。

富山市八ヶ山の長岡墓地です。盆の入りの13日、朝から墓参りに訪れた家族連れの姿が見られました。訪れた人たちは、墓前に花や線香を供えたあと、先祖や亡くなった家族を偲び静かに手を合わせていました。

一方、こちらは能登半島地震で大きな被害が出た氷見市北大町です。地区にある寺では敷地内の一部の墓が、地震の揺れによって倒れたり、液状化現象により傾いたりしましたが、震災から7か月以上が経過した今も修復されないままの状態になっていました。

寺に墓参りに訪れた人は。

「どうやって直すのかここまでひどくなって。早く元通りになればいいなと思う」

「(地震後)初めて見たがびっくり。 1年ぶりで」

「去年以来で1年ぶり。地震じゃないとこうならないので、大きい地震だったなって感じています」

この敷地内では墓の修復が進んでおらず、復旧にはまだ多くの時間がかかる見通しです。

県内は13日の日中、広い範囲で晴れました。日中の最高気温は富山市で32.2度、高岡市伏木で31.6度など県内すべての観測地点で真夏日となりました。KNBのまとめでは、県内ではきょう3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。

14日の最高気温は13日と同じくらいの予想です。蒸し暑くなりますので万全な熱中症対策が必要です。
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