生成AI活用 英会話授業を公開 朝日町
中学生の英会話の力を向上させようと朝日町では英語の授業で人工知能、生成AIを活用しています。
9日、その公開授業が行われました。
9日公開されたのは、2024年度、文部科学省の生成AIパイロット校の指定を受けた朝日町の朝日中学校の2年生の授業です。
生徒たちがマイク付きのヘッドフォンをつけて英語で話しかけていたのは、タブレット端末の画面上に現れた人型ロボットです。
対話型AI「チャットGPT」を搭載していて、生徒1人ひとりの英語のレベルに応じた受け答えをすることができます。
授業の狙いは全国的な課題となっている「英語で話す力」の底上げで、生徒たちは「1対1なので気軽に会話ができる」と話していました。
男子生徒
「英語は苦手です、新鮮で楽しいです」
女子生徒
「英語の時間だけかもしれないけど、自分のパートナーとしていい相手になりそうだと思います」
朝日町 木村博明教育長
「今後は教科も増やしながら、さらには小学校のほうにも活用のあり方を検討していきたいと思っています、いろいろ使ってみて、その成果と課題というものをしっかり出していきたいと思っています」