詐欺の罪に問われている周南市文化振興財団、元職員の男(56)の初公判 男は起訴内容認める
周南市文化振興財団で1億4000万円余りの使途不明金が見つかっている問題で、取引先からチケットの売上金をだまし取ったとして逮捕・起訴されている元職員の男の初公判が開かれました。
詐欺の罪に問われているのは周南市文化振興財団の元職員(56)の男です。
起訴内容などによりますと元職員の男は去年5月、休職処分を受けチケット販売代金を集金する権限がないのにも関わらず2つの取引先からあわせておよそ30万円をだまし取ったとされています。
裁判で男は起訴内容を認めました。
検察側は「だまし取った現金のうち一部を競馬に使った」と指摘しています。
周南市文化振興財団の1億4000万円を超える使途不明金にはこの男ら2人の元職員が関与したとされています。