【山口】村岡知事 台湾の総統や副総統を訪問し産業交流の促進を働きかけ
山口県は、台湾との連携強化を加速させています。
村岡知事は24日までの台湾訪問中に台湾の総統や副総統を訪問し、半導体関連企業の進出を含めた産業交流の促進を働きかけたということです。
村岡知事は2月21日から4日間、観光や経済面でのトップセールスを行うため台湾を訪問していました。
村岡知事は21日、安倍元総理の夫人・昭恵さんらと共に台湾の頼清徳総統を訪問。
関係者によりますと、地震が少なく、工業用水が豊富などといった山口県の優位性を紹介したうえで、半導体関連企業の県内誘致を含めた産業面の交流促進などを呼びかけたということです。
また24日は蕭美琴副総統も訪問し、県産フグの輸入解禁なども働きかけました。
総統らは交流の促進に前向きな姿勢を示したということです。
また県は21日、現地の金融機関「台新フィナンシャルホールディングス」と産業交流促進に関する覚書も締結しました。
成長が著しい半導体関連などの分野で台湾からの投資を県内に呼び込んでいきたい考えとみられます。