下松強盗致傷に関与したとされる男ら3人を大阪の窃盗未遂事件でも起訴
ことし3月、下松市で発生した強盗致傷事件に関与したとして起訴されていた男らが、事件の後に大阪府で窃盗未遂事件を起こしていたとして、6月28日に起訴されました。
建造物侵入・窃盗未遂などの罪で起訴されたのは住居不定の無職の男(20)、広島県竹原市のとび職の男(20)、広島県南区のとび職の男(21)の3人です。
起訴状などによりますと、3人は少年2人と共謀し、ことし3月17日の午前1時37分ごろから午前1時39分ごろまでの間、金品を盗む目的で大阪府吹田市内の事務所内に窓ガラスを割って侵入したほか、翌日の午前5時4分ごろにも同じ事務所内に侵入し、棚の扉を開けるなどして金品を盗もうとしたとされています。
3人と共謀したとされる茨城県神栖市の無職の少年(当時17歳)と広島市の自称・解体作業員の少年(当時19歳)については、6月28日付けで山口家庭裁判所に送致されています。
山口地検はそれぞれの認否を明らかにしていません。
このうち、起訴された3人と当時17歳だった少年はことし3月12日未明、下松市の会社事務所に侵入し、現金約550万円などを奪ったうえで管理者の男性に大けがを負わせた強盗致傷などの罪ですでに起訴されるなどしています。