【山口天気 朝刊3/5】手がかじかむような「冷たい雨・風」 本降りの雨の時間も
昨夜日付が変わった頃から、雨雲が県内に流れ込み始めました。今朝にかけて、九州や対馬海峡から大きく広がる雨雲がかかっていて、本降りの雨となっている所もあります。
東シナ海から前線が伸びて、前線上には低気圧が発生する見込みです。低気圧は夜にかけて、九州を横切り、四国の南へ進む予想です。県内には断続的に雨雲が流れ込み、低気圧が近づくことで次第に沿岸部ほど風も強まりそうです。
県内は夜にかけて止む時間の少ない雨となるでしょう。特に、朝の通勤通学の時間と、夕方頃は、傘を差しても濡れてしまうような本降りの雨となる所があるでしょう。また、沿岸部ほど次第に東寄りの風が強まりそうです。手に持った傘を風であおられないようにもお気をつけください。
日中の最高気温は10℃に届くかどうかで、このあとは気温はほとんど上がらない予想です。きのう4日(月)に比べて、かなり空気が冷たい一日となるでしょう。冷たい雨に濡れてさらに体を冷やさないようにもお気をつけください。
花粉情報です。一日通して雨が降りやすいため、スギ花粉の飛散は抑えられるでしょう。
今夜には雨の降り方のピークは越えますが、あす6日(水)明け方にかけて、日本海側の地域ほど、にわか雨がありそうです。その後も周期変化の天気で、8日(金)は、天気が崩れる可能性があります。最高気温はこの先も、10℃ちょっとの日が続く見込みで、9日(土)は最高気温一桁に止まる予想です。季節の歩みは足踏み状態で、冬の服装がしばらくはまだまだ活躍しそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)