山口東京理科大 (仮称)医療保健学部の新設を検討
山陽小野田市立山口東京理科大学はきょう(11日)、新たな学部=医療保健学部の設置を検討していくと発表しました。
きょう、山陽小野田市と山口東京理科大学が共同で記者会見を開き、明らかにしたものです。
山口東京理科大学に設置の検討を始めるのは(仮称)医療保健学部です。
設置は2029年度、国家資格につながる看護学科や臨床工学科など3つの学科を設ける予定です。
入学定員は120人を想定しています。
山口東京理科大学には工学部と薬学部があり、(仮称)医療保健学部が設置されれば3つ目の学部となります。
(山口東京理科大学 池北 雅彦理事長)
「チーム医療というのが世の中で進んでいる。医師、看護師、薬剤師以外にも理学療法士だったり臨床工学士だったりチームでやっているのでチーム医療でできる人材世の中に重要かつ数が少ない人材を育てたい」
また(仮称)医療保健学部は工学部と薬学部が入るキャンパスとは別に設けることを想定。
候補地として挙がっているのは県立高校の再編整備に伴い、使われなくなる市内の厚狭高校の南校舎ということです。
今後は2024年度まで基本構想の策定を進め、2027年度、新たな学部の設置について文部科学省に申請する予定です。