【山口天気 夕刊10/11】12日(木)~13日(金)と激しさ増す寒暖差に注意 台風15号は「猛烈な」勢力に
11日(水)の山口県は、多少空に雲が浮かんだものの日ざしは十分の一日で、最高気温は24~25度くらいと秋ど真ん中らしい過ごしやすさでした。しかし、日が暮れてからは、段々空気の冷たさが増してきています。
12日(木)~13日(金)と山口県は大陸から張り出す、乾いた空気を持つ高気圧に覆われる見込みで、空気のカラッとした晴天が続く見込みです。
12日(木)の山口県は、日本海側の一部で多少雲が浮かぶ所もありますが、全般には空気の乾燥した晴天が続く一日に。朝の気温は、徳佐は10度を切る可能性もあるなど冷え込みが強まりますが、日中の気温は、23~25度くらいで、昼間は日ざしが心地よい陽気、と激しい寒暖差に注意が必要です。
13日(金)にかけても晴天と激しい寒暖差が続き、所々で今シーズン一番の冷え込みを観測する可能性もあります。
昼間は長袖シャツの服装を基本に、朝晩は軽く羽織るものなどを用意したり、昼間は布団を干して夜は暖かな布団で眠れるようにもしておくなど、激しい寒暖差に柔軟に対応する準備を、しっかり行っておきましょう。
今週末は気圧の谷の通過で、土曜日の午後から日曜日の朝中心に雲が増え、わずかに、にわか雨の所もあるかもしれませんが、天気の崩れとしては、ごくわずか。来週にかけても、再び秋らしい、さわやかな陽気になる日が多いでしょう。
なお、マリアナ諸島付近の台風15号は、「大型」で「猛烈な」勢力へと急速に発達してきました。ただ、日本列島は秋の空気が優勢のために、台風が日本列島に近づくことはなく、今週末には日本の東海上へ進み、山口県には直接の影響はないでしょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)