2026年度に柳井・周南地域にある5つの県立高校を2校に再編統合する計画について、昨夜（19日）、熊毛北高校のある周南市熊毛地区で説明会が開かれました。

地域説明会には地元住民や学校関係者など72人が参加、県教育委員会の担当者が再編統合計画の経緯や再編後の高校像を説明しました。

県教委が現在示している素案によりますと、2つの県立高校に統合されるのは柳井・周南地域にある柳井、柳井商工、熊毛南、熊毛北、田布施農工の5校で、新たな高校の所在地は現在の柳井高校と田布施農工高校となる予定です。

きのうの説明会では小学校から高校まで連携した教育活動を行うなど「地域に根差した活動をしている熊毛北高校をなくすべきではない」などと地元住民らから声が上がりました。

(参加者)
「コミュニティー、自治会、自主防災、全て小学校、保育園、幼稚園まで含めますそういう活動をしていますそれが頭がなくなるんですよ冗談じゃない」
(県教育委員会高校改革推進班 平井利文主査)
「質の高い教育を提供するためには一定の学校規模が必要であるという方向性をもっている」

説明会は17日に平生町でも開かれていて、今夜は田布施町、その後、柳井市、上関町で開催される予定です.