ホッケー女子日本代表 尾本桜子選手「個人的に”何かした”という大会にしたい。」 パリ五輪に決意
2大会連続でオリンピックホッケー女子代表に選ばれた尾本桜子選手が、山口県庁を訪問し活躍を誓いました。
ホッケー女子日本代表の尾本桜子選手26歳が3日、県庁の村岡知事を訪問しました。
尾本選手は岩国市の玖珂中学校から、西京高校、山梨学院大へ進み、現在、広島の実業団チームに所属しています。
オリンピック出場は前回の東京大会に続き2回目です。
(尾本桜子選手)「(東京大会で)何もできなかった。もうやめたいと思った時もあったんですけど、何とか続けてこれた。」
代表選手が自分でなければよかった、とまで思ったそうですが、所属チームのメンバーや家族が支えになり乗り越えられたと話しました。
同席した高校時代の恩師は、「入学当初はホームシックで泣いて、ご飯も食べられない子だった。」と秘話を明かし、いまや日の丸を背負う尾本さんの成長に目を細めました。
尾本さんは「セットプレーでパスを出す役割を得て、3年前と比べて成長できた」と話しました。
(尾本桜子選手)「チームとしては予選突破が目標。個人としては個人的に何かした、という大会にしたい。」
ホッケー女子日本代表は10日にヨーロッパ遠征へ出発し、そのまま、現地時間の7月28日から予選に臨むことになります。