韓国からのチャーター便運航へ…9月県議会委員会より 中間貯蔵施設反対請願は不採択へ
山口県は、韓国からのチャーター便を来年1月10日から往復10回運行すると明らかにしました。
これは3日の県議会・産業観光委員会で示されたものです。
韓国・仁川国際空港から山口宇部空港へのチャーター便を来年1月10日から2月2日まで週3日、あわせて10往復運航するということです。
1便あたり190人程度で山口を訪れた観光客は宇部空港から帰国する想定です。
冬の寒さが厳しい韓国では、日本でのゴルフが人気ですが、観光地も巡ってもらえるよう県は、今月、韓国の旅行会社を招いて観光商品の開発協力をする予定です。
一方、3日の委員会では5つの住民団体が提出していた上関町の中間貯蔵施設に反対決議するよう求める請願を審議しました。
(自民党 守田宗治議員)
「具体的な根拠を示すことなく中間貯蔵施設は危険である、最終貯蔵施設となる可能性が高いなどと、一方的に決めつけ、いたずらに不安をあおりあたかも冷静な判断を妨げるような主張に終始している」
(やまぐち県政会 大内一也議員)
「いまだ地元や近隣市町にも十二分に説明がされていないうちから県議会の意見を行使することは 控えることが肝要」「時期尚早との考え、反対」
2人の議員が意見を述べた後採決が行われ委員長をのぞく7人全員が請願の採択に反対しました。
本会議でも不採択の見通しです。