一時孤立していた輪島市南志見 半年ぶりに診療所が再開
「おー達者かや?」
「元気におったけ?」
「おい、元気やわ、ほら」
「半年ぶりやな」
「あら!元気におった」
「おった!」
「元気?」
「あー元気」
「お前さんも元気やな」
久しぶりの再会に笑みをこぼす地元の人たち。
市立輪島病院の南志見診療所では震災後、およそ半年の間休診となっていた診療が再開しました。
「いま体調はどうなんですか?」
「薬飲んどるし、なんか痰が切れんで」
診療所にはさっそく地域の高齢者が訪れ、血圧の測定や医師の問診などが行われました。
「(他の病院は)やっぱり遠いし帰りはタクシーを乗らなきゃいけないしね」
「歩いてこられる。いや、安心した」
医師
「すごく懐かしい思いはしました。もとから輪島市内にいくのも大変なひとたち、ここにきてくれて本当に良かったって言ってくれる人が多いので、その人たちの声に応えられたらいいかなと思う」
診療所での診察は今後も震災前と変わらず2週間に一度行われる予定だということです。