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「気づいた時には更地に…」所有者に事前連絡せず無断で業者が取り壊し 輪島市の公費解体で3件確認

2024年10月18日 20:05
「気づいた時には更地に…」所有者に事前連絡せず無断で業者が取り壊し 輪島市の公費解体で3件確認
能登半島地震により輪島市で実施された公費解体で業者が所有者に連絡をせず、無断で取り壊しを始めたケースが3件確認されたことがわかりました。

輪島市によりますと、7月上旬から8月上旬にかけて行われた公費解体で4件の施工ミスが確認されました。このうち3件は業者が所有者に連絡をせず無断で解体に着手していました。

現在、更地になっている輪島市河井町の敷地。

地震によって建物が全壊判定を受け、所有者が市に公費解体を依頼して工事が始まる前に業者に連絡するよう頼んでいました。しかし、連絡はなく、気づいた時は更地になっていたということです。

今回の件について、馳知事は。

馳 知事:
「(依頼者から)文句が来たというのはあり得ない話。これはコンサルなのか業者なのか厳しく抗議したいと思いますし、事実としてあり得ない話ですよね。大変私も遺憾に思います」

輪島市では、再発防止策として必ず所有者へ連絡し、必ず了解を得たうえで工事に着手するよう業者に強く求めています。

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