災害に強い道路整備で意見交換 北陸3県知事懇談会 馳石川県知事が国への働き掛け連携を提案
北陸3県の知事懇談会が12日に富山県で開かれました。石川県の馳知事は災害に強い道路の整備に向け、国に対し連携して働きかけることなどを提案しました。
元日の能登の地震以降、初めて開かれた北陸3県の知事懇談会。
「災害に強い道路ネットワークの整備」をテーマに意見が交わされ、石川県の馳知事は富山との県境の道路の整備促進を提案しました。
馳 浩 石川県知事:
「倶利伽羅トンネルは老朽化が進行し、新たなトンネル整備が進められています。両県、緊密な連携を図りながら早期整備を働きかけたい」
国道8号の富山県境にある倶利伽羅トンネルは、災害時には北陸自動車道の代替ルートの役割があるものの、道幅が狭く雨による規制などもあるため安全性に課題があるとされています。
また、現在、輪島インターチェンジまでの工事が進む能越道の早期全線開通などについても連携して国に働きかける方向となりました。