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港に活気が戻り始める 珠洲市の蛸島(たこじま)漁港で地震後初の底引き網漁 毛ガニや赤ガレイなどが次々と水揚げ

2024年3月24日 19:01
港に活気が戻り始める 珠洲市の蛸島(たこじま)漁港で地震後初の底引き網漁 毛ガニや赤ガレイなどが次々と水揚げ

能登半島地震で被災した珠洲市の蛸島漁港で、地震後初めての「底引き網漁」が行われました。

■原周太記者「こちら珠洲市蛸島(たこじま)漁港です。ご覧ください。震災後初めて底引き網漁を終えた船が帰ってきました」

蛸島漁港は、地震の影響で給油施設の配管が損傷した上、断水などで漁に出られない状況が続いていましたが、タンクローリーで給油したり、鮮度を保つための氷を準備するなどして再開に至ったということです。

24日は、底引き網漁の漁船9隻が地震後初めて漁に出ました。港に戻った後、とれた毛ガニや赤ガレイなどが次々と船から水揚げされていました。

■大勝丸 音島貴徳船長「この時期と同じ種類は入ってるけど数は少ない。とりあえず漁に出られて一安心。きれいだった海の底がヘドロなどたまっている。いつも以上に網が汚れていた」

水揚げされた魚はトラックで金沢市に運ばれ、セリが行われるということです。

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