能登半島地震から100日 今なお6328人が避難生活 珠洲では全域で断水続く
県によりますと、きょう午後2時現在、能登半島地震による住宅の被害件数は7万6420棟、住宅以外の建物の被害件数は2万3677棟、合わせて10万棟を超えています。
また、各地で仮設住宅の建設や入居が進んではいますが、それでも6328人が避難生活を送っています。
そして、断水している世帯は、およそ6150戸に上り、このうち珠洲市ではいまだほぼ全域およそ4000戸となっています。
きょうの災害対策本部員会議で馳知事は、災害ボランティアについて、穴水町に開設したボランティア宿泊施設の利用者がのべ5720人となり、「活動時間の拡大につながっている」と報告。
そのうえで珠洲市が実施する住民のニーズの把握に向けた取り組みについては連合石川に協力を依頼し、今月15日から運営ボランティア22人を派遣するとしました。
馳知事:
「避難者のご自宅のお片付けとか事前のニーズ調査、マッチングが市町において人手がいると思う」
「珠洲市は連合の皆さんにお世話になりますが、珠洲市以外も対応できれば良いと思いますのでお願いします」