仮設住宅の整備にめど 能登半島地震の全ての避難所を年内に解消へ
地震の避難所は、学校の体育館や旅館など石川県内外に開設され、避難者数は一時最大でおよそ4万人に上りましたが、現在は2700人ほどとなっています。
馳知事は会見で仮設住宅の整備などにめどがついたことから、学校の体育館などの1次避難所や、いしかわ総合スポーツセンターの1.5次避難については9月末までの解消を目指すとしました。
また、旅館やホテルの2次避難所と県外の35の自治体にある「県外公営住宅」については12月末までの解消を目指すとし、ほぼ全ての避難所が年内に解消される見通しとなりました。
一方高齢者施設などのみなし福祉避難所については、被災施設の再開状況などに応じて段階的に解消していきたいとしています。