災害時などの通信環境整備へ 石川県とNTTドコモが包括連携協定締結
県庁で開かれた26日の締結式では、馳知事とNTTドコモの前田義晃社長が協定書に署名しました。
2028年度以降に成層圏を無着陸で飛び続ける無人飛行機などを用いて空からネットワーク環境を構築し、山間部や災害時でも途切れない通信を目指します。
また、県内のドコモショップに食糧やトイレなど非常用物資を配備して防災拠点化するほか、12月下旬までにグループ社員のべ400人をボランティアに派遣します。
NTTドコモ・前田 義晃 社長
「もちろん復興に対しての貢献もあると思いますけども、そこから見えてくるさまざまな経験、 知見を全国に対して広げていくことができれば」
石川県の馳知事は「道路や水道などと同じように通信環境が安定していることが被災者の不安解消につながる」と話し、今後の取り組みの推進に期待を寄せていました。