各地で夏日に ビニールハウスの自主避難所 厳しい暑さに緊急対策
ことし1月から自主避難所として使われている輪島市内のビニールハウスでは室内の温度は28度まで上がっていました。
しかしハウスの中に熱がこもらないよう様々な工夫がこらされていました。
「こういう感じで(パイプを)上げたり下げたり上げると(ビニールハウスの)両サイドが開いているので風も通って居心地がよくなる」
屋根にはブルーシートと断熱材が敷かれ直射日光による温度上昇を防ぐ対策もされていました。現在、こちらには4世帯11人が生活。避難所に移ることも考えたそうですが、共に避難している子どもたちのストレスなどを考え、ここでの生活を続けています。
ただ、今の不安は、これからの梅雨の暑さです。
「この梅雨の蒸し暑さ、じめじめになると(窓が開けられなくて)大変になると思う。仮設住宅に入ることが一番。早くできてもらえればいいなというのが本音ですよね」
今年の夏は平年より暑くなることが予想されています。