「新しい水墨画の世界を見て」篠原貴之さんの水墨絵画展
九州南部の梅雨入りが発表されて今後は雨の日も多くなりそうです。雨の日には屋内で芸術鑑賞はいかがでしょうか。鹿児島市のマルヤガーデンズでは京都の水墨画家篠原 貴之さんの水墨絵画展が開かれています。これまでの水墨画のイメージを覆す新しい水墨画の世界です。
鹿児島市のマルヤガーデンズで開かれている京都の水墨画家、篠原 貴之さんの水墨絵画展。鹿児島では初めての個展で約50点の作品が展示販売されています。
イタリアの風景や奈良の大仏など篠原さんが旅をして訪ねた先々で感動したものを描いていると言います。
(記者)
「篠原さんが鹿児島の展覧会のために描き下ろした作品があります。桜島です。柔らかいタッチでありながらも迫力を感じます」
(篠原貴之さん)
「水墨画は伝統的な山水画や竹林図をイメージする人が多いが私が描いている水墨画は身近な現代の生活の中で見聞きした現代人の私たちの感性にそったテーマで書いているので見てもらう人にも共感しやすい作品だと思う。新しい水墨画の世界を見てほしい」
水墨画家篠原 貴之さんの水墨絵画展は6月30日まで鹿児島市のマルヤガーデンズで開かれています。